子供の才能を開花させるには。結城美帆子

子供の才能を開花させるには、親の協力と財力が必要です。どんなに子供に才能があっても、親の協力無しに開花することはないでしょう。ピアノで言えば、親に財力があっても、子供に才能がなければ、コンクールで1位になることはないでしょう。40年近くピアノを教えてきて思うのは、生まれ持った才能をどこまで開花させられるかは、親の協力と財力が大きく関わっていて、比例しているようにも思います。今は東京藝術大学でさえ特待生入学がありますが、特待生入学ができるように実力をつけるためにどれだけのレッスン料がかかったことでしょう。親に財力があるからと言って、幼稚園生で1回3万円のレッスンを毎週受けていても、本人に「努力ができる」と言う才能がないと、ピティナピアノコンペティションで全国大会に出場できるとは限らないのです。ピティナピアノコンペティション全国大会出場者数ナンバーワンの渡部由記子先生のレッスン料は、2時間で3万円ですが、渡部先生のレッスンを受けたからと言って全国大会に出場できるとは限りませんが、私の教室で渡部先生のレッスンを受けている生徒の皆さんは、練習をよくするようになり、確実にレベルも上がっておりますので、2時間で3万円をお支払いする価値はおおいにあると思います。ちなみに、私が学生の頃から受けていた先生のレッスン料は、40分で2万円でした。だから練習をしないでレッスンを受けに行くなんてありえないのです。お約束したレッスンをキャンセルしたら次のレッスンのお約束をして頂けなくなるので、レッスンを休むこともありえないのです。昔は、音楽高校や音楽大学に入るのは、お金がかかって大変だったのです。名のある音大の先生ほどレッスン料が高額でしたから。私の家は、そんなに裕福な家ではなかったので、お金がかからない公立の音楽高校へ行き、大学は奨学金を得て行ったのです。