子供の才能を、伸ばすのも親、つぶすのも親。結城美帆子

「せっかく才能のある子が、つぶれていってしまう理由の多くは親」と、その道の第一人者たちが口をそろえて言います。目標を諦めず、頑張るように励まし続けるのは、当然、親の役割です。子供の主体性を重んじつつ、子供には判断できない部分はうまく親がやらせるように仕向けるのが良いと思います。ある部分では子供を導くことも必要だと思いますが、過ぎたるはなお及ばざるごとしで、その線引きが難しいと思います。「適切なバックアップ」と「過干渉」は、紙一重のようです。脳科学の観点からは、勉強やピアノの練習をどんどんやらせても良いのは10歳からだそうです。私の経験からも同感です。10歳までは基礎をしっかりと、10歳からはとことん弾かせます。心身の発達を考えないで指導すると、子供をつぶしてしまう危険もあります。