子供の将来は親しだい。結城美帆子

身体障害者で車椅子でレッスンに来ている大人の生徒がおります。この方は筑波大学を卒業されており、仕事をして自活しております。小学校から高校生まで特別支援学校ではなく一般の学校に行かれたそうです。子供の将来を考えた親の愛情ある選択によって、彼女は今、自活して自分の人生を謳歌できているのではないでしょうか。障害がある方が、自分で稼いで生活をしていく事は大変かも知れませんが、支援を受けるだけで生活しているより、はるかに自分の人生を謳歌できるのではないでしょうか。毎日学校へ一緒に付き添って行かれていたお母様は大変だったと思いますが、もしお母様が特別支援学校を選択したらどうだったでしょうか。彼女は「母は、とても厳しかった」と、言いますが、子供の将来を考えて心を鬼にして一生懸命子育てをしたのではないでしょうか。私も高校生の時に病気なってしまって車で1年半送り迎えをしてもらいました。車で片道1時間はかかる距離で授業中は、車の中で待機して、本当に大変だったと思います。もし、母が送り迎えをしてくれなかったら今私がみなさんにピアノや歌を教えていることはなかったのです。