子供の二極化が進んでいるような気がします。結城美帆子

私が子供だった頃は、勉強は苦手だけどスポーツは得意な子とか、反対に勉強はよくできる子だけどスポーツは苦手な子とかおりましたが、現在は、できる子供は勉強もスポーツもピアノも全てよくできて、できない子供は勉強もスポーツもピアノも全てうまくできない、二極化になってきているように思います。

頭が良い子は、頭が良いというより地頭が良い子供は理解力がある為かピアノを教えていてもポイントを教えれば自分で考えて弾けるようになるのですが、地頭がよろしくない子供は何がわからないのかがわからないようなので何を言われているのかもわからないのではないかと思うのですが譜読みもなかなかできなくて、譜読みができないから音価が理解できなくて、音価が理解できないからリズムが理解できなくて、うまく弾けないのです。

日本政府は、全ての子供に同じ教育をしようとは考えていないような気がするのですが、いかがでしょうか?

できる子供の能力を伸ばし、国に貢献できる人間を育てようと考えているように思えるのですが、いかがでしょうか?

土浦一高も中高一貫校になるとのことです。

できる子供とできない子供を振り分けているように思うのですが。

ピティナピアノコンペティションの特級で昨年金賞を受賞したのは、音楽大学の生徒でも卒業生でもなく、東大生でした。

彼は、小さい時からピティナピアノコンペティションにずっと参加をされていて何度も全国大会に出場して、現役で東京大学に合格しているのです。

セミファイナルまで進めた沢田さんも現役で名古屋大学の医学部合格しておりますが、彼も小さい時からピティナピアノコンペティションにずっと参加をされていて何度も全国大会に出場し金賞も受賞しているのです。

当教室の生徒たちを見ていても、ピアノが比較的上手な子供たちは、お勉強もできているのか偏差値の高い学校に入学しているのです。

マシュマロの実験も最近の実験では親の影響が大きいとの論文がありますが、家庭環境といいますか親の育て方で子供の人生が変わるような気がしております。

ピアノを習わせるにも、ピアノの指導者を選んでいるのは親です。

信念をしっかり持っていらっしゃる親御さんのお子様は、しっかりしておりますし、練習もしっかりされてきております。

信念がなく、周りに流されているような親御さんのお子様は、本当にピアノをやりたいのかどうなのかわからないような感じに見え練習もあまりしてこない子が多く見られます。

私は、できないのを練習してきてくださいとは申しておりません。

レッスンで弾けるようになった曲を復習していただくようにしておりますので、できないから練習ができないということはないはずです。

私の願いは、「子供がピアノを弾けるのは普通のこと」と言える世の中を夢見ております。

ピアノが弾けるのは特別なことではなく、誰でも普通に弾ける、誰でも音楽を普通に楽しめる、そんな世の中を実現したいのです。

ピアノは、音楽を学ぶ上で全ての基礎になるのです。

合唱のサークルに入るにも音符が読めないと難しいですし、バンドもやはり音符が読めないと難しいです。

もし、この世から音楽が無くなったらどうなると思いますか?

ピアノは道楽という人もおりますが、音楽は人間が人間の心を保つ為に必要なものであると私は確信しております。