子供にピアノを教えていて危惧していること。結城美帆子

正しい音程で歌えない子供が増えているように思います。

「音痴はいない」とおっしゃる声楽の先生やピアノの先生もおりますが、正しい音程で歌えない俗に言う「音痴」の方はおりますが、音痴は、声を出すところに問題があるか脳に問題があるかのどちらかの場合が多いようです。

発達障害の子供は、正しい音程で歌えない子が多いように思います。

歌は歌えるのですが、ドレミで正しい音程で歌うことができないのです。

私は医師ではなく脳の画像診断ができるわけでもありませんが、音程と言語が一致しない現象ですから、脳の言語野に問題があるのではないかと思います。

正しい音程で歌えないと、みんなで歌うことが苦痛になると思います。

声帯の機能の問題がある場合もあります。

人間がこの世に誕生して初めて出す声(産声)は、440ヘルツと言われ、ピアノで言えば、一点Aの音なのですが、この産声が年々低くなっているとの論文を読んだこともあります。

声は声帯を振動させて出します。

声帯の長さは、男性と女性では、ズームにしないと見えないほど長さが違うのですが、子供の声が低くなっているということは、声帯の長さが変わってきているのか、声帯を振動させる力がなくなってきたのか、何なのでしょうか?

高名なピアニストでも、歌はダメという人もおりますから、歌が歌えないからピアノが上手に弾けるようになれないということはないので大丈夫です。

以前は、音高音大受験生をメインに指導をしていたのですが、音痴が治らなくて第一志望校に合格できなかった生徒もおりました。

ピアニストを目指す人は、音大に行かなくてもコンクールで優勝する方法もありますから、音痴でも大丈夫です。

私は、ソルフェージュとしてコーリュウーブンゲンの指導や歌の指導もしておりますが、音痴の人は音痴を自覚できないようなので、音痴の人を正しい音程で歌えるようにするのは難しいです。

音が外れていることが自覚できる人は、治すことが可能です。

シニアの方で音痴の方は、脳に異常がある場合があるので、病院へ行かれることをお勧め致します。