子供と大人のピアノレッスンの違い

子供と大人のピアノレッスンの違い

子供と大人では、趣味であってもピアノを習う目的が違うと思いますので、生徒さんに求めることも違います。

大人の生徒さんに対しては、自宅練習を絶対やってくださいとは申しません。

自宅での練習は自由です。

各自が楽しく続けられる範囲で行って頂ければ良いと考えております。

レッスンでは、自宅練習をしているかどうかに関係なく、弾きたい曲があればそれを弾けるようにレッスンしますし、初心者の方の場合は、バイエルピアノ教則本を使って、自宅で自主練習をしなくても、レッスンに通いレッスンを受けるだけで弾けるようにレッスンを行っており、バイエルは106番までですが、標準バイエルには「エリーゼの為に」が最後に載っているので、「エリーゼの為に」が弾けるようになったら初級終了としております。

初級が終了したら、生徒さんの希望に合わせて次の教則本を使ってレッスンします。

子供の場合は、臨界期を大切に、お子さんの能力を最大限に引き出すレッスンを行っておりますので、自力で楽譜を読み自力で弾けるようになりましたら、自宅でも練習ができるように導きます。

自宅での練習が必要な理由は、テクニックと表現力をつけ演奏力を高める為です。

自宅で練習をしなくても、教室に通いレッスンを受けるだけでも、自力で楽譜を読み自力で弾けるようにはなりますが、美しい響きで速く弾けるようになる為には、身体と心が成長している時期に毎日弾くことで、美しい響きで演奏ができる身体や指・良い音を聞き分けることができる耳と豊かな感性を育てることが出来ます。

たとえ趣味であっても、下手な演奏よりは上手く弾けた方がピアノを演奏する喜びは大きいです。

大人になった時、高齢者になった時、定年退職した時、クオリティーの高い趣味(生涯成長し続けられる趣味)があったら、素敵な人生を送れると思いませんか?

お互いにピアノを弾き合い音楽について語り合えたら素敵だと思いませんか?

今日も素敵な一日になりますように!