子どもの心

子どもの心

コロナの感染防止のため、小さいお子さんや障害があるお子さんはオンラインレッスンを行なっています。

どの生徒さんも、教室での対面レッスンと同じ集中力は無いように思います。

知的障害を伴う自閉スペクトラム症で特別支援学校に通っている生徒さんは、レッスン中「こわい」という言葉を言いました。

精神分析のセッション、自由連想の中で発した言葉ととらえると、この生徒さんの心が見えてきます。

自閉症者にとっては、実態がわからないものに対しては、実感が湧かないのかもしれませんね。

実態が無いものに対しての恐怖。

自閉症の子どもじゃなくても、子どもは発達の途中ですから、どの子どもも見えないものへの恐怖はあるようです。

なので、子どもにとって、マスクも良くないと思います。

ラカンの精神分析では、「声」「眼差し」というキーワードが出てきます。

自閉症者は、主体が無く、相手を鏡のように見て自分の存在を確認するようなところがあるようなので、おうむ返しや自分に向けてバイバイをしたりするようです。

保育園に通っている生徒さんは、「今日のレッスンは終わります」と言い終わる前あいさつをする前にピアノの蓋を自分で閉めましたから、早く終わりたかったのではないかと思います。

オンラインレッスンでは、楽譜に書いてある通りに弾けるように教えることはできるのですが、リズム感やテンポ感など、ピアノを演奏する上で重要な音楽の三要素を教えることや楽譜に書いていない感覚的な指導は難しいです。

指導者が言っていることがわからないと、小さい生徒さんにとってはつまらないレッスンだと思います。

ピアノは、幼児〜10歳くらい迄は基礎作りの黄金期なので、この時期にしか身につかないこともあるので、レッスンは止めない方が良いと思い、色々考えてレッスンを行なっています。

たとえ趣味でピアノを楽しみたい方であっても、この黄金期に基礎をしっかり身に付けたかどうかで、将来のクオリティーが異なります。

現在、私の教室では、感染防止策として、指導者と生徒さんの間を2メートル空けレッスンができるようにピアノを並べて、指導者と生徒さんの間に空気清浄機エアドックを置いてレッスンを行なっていますので、マスクをしていれば飛沫とエアロゾルによる感染は防げるのではないかと思うのですが、空気感染もあるとしたら防げないので、もう少しオミクロンの情報が出てくるまでオンラインレッスンを継続しようと考えています。

指導者と生徒さんの間を3メートル空け、テレビ放送のようにパーティションを置けば大丈夫かな?とも考えています。

おそらく空気感染は無いと思うのですが、もし、空気感染もあるとしたら、専門家がマスク無しでテレビ出演はしないと思うのです。

また、本当に空気感染もあるとしたら、結核と同じに指定病院の陰圧室に強制的に隔離入院をさせられるはずです。

想像ですが、コロナは、結核や麻疹のような空気感染はしないのではないかと思います。

もし、コロナが空気感染もあるとしたら、全てが変わると思います。

大きな声を出さないてレッスンができるレベルの生徒さんは、現在もお教室での対面レッスンを行なっています。