「軽度知的障害んですけどレッスンお願い出来ますか？」と先月の下旬に体験レッスンのお申し込みを頂き、今日は1回目のレッスンにお越し頂きました。
大人は、基本的に「バイエルピアノ教則本」を使ってレッスンを行っておりますが、音符もよく読め、音価も理解でき、今日は右手・左手の最後までレッスンが出来ました。
男性の生徒さんですが、自分で車を運転してお教室に来られます。
お仕事もされています。
軽度の知的障害がわかったのは、就職してからだそうです。
周りの人はどんどん出世していくのに、自分は仕事がうまく出来ないから取り残されていくみたいで、初めて頭の医療機関を受診されたとのことです。
そこで色々な検査を受けて軽度知的障害と診断を受けたそうです。
現在は、障害を理解してくれる職場で働いているとのことです。
障害があるようには思えない礼儀正しい方です。
ピアノの楽しさを知りピアノを楽しんで頂けたらいいなーと思います。
「楽しかったです」とおっしゃってお帰りになられました。
軽度の障害がある方は、社会に出てから障害に気づく人はけっこういらっしゃいます。
学生の時は、それなりに保護されていても、就職したり社会に出るとそうはいかなくなるのでしょうね。
ピアノを楽しむ権利、音楽を楽しむ権利は、誰にでもあります。
結城美帆子ピアノ教室では、障害の有無に関係無くピアノを習いたい全ての方を受け入れます。
結城美帆子の教育理念と指導方針にご賛同頂ける方は、体験レッスンにお越しください。
個人レッスンは、相性も大切ですから、入会は自由ですので、お気軽にお申し込みください。