変声期は、男の子だけではなく、女の子のもあるのです。
女の子の場合は、男の子のように声の高さが1オクターブ以上も変わることはないので気づかないで大人の声になっているというのが多いようですが、歌うことがあると、声が出しにくくなるのでわかります。
会話は普通にできますが、歌う場合は、ボイスチェンジをするようになります。
子供は、地声で歌いますが、成長と共に地声が出なくなり、裏声になるのです。
裏声は、ファルセットとも言われます。
ファルセットが、頭声発声と言われるもので、地声で歌うのが胸声発声と言われます。
一般的には、「ラ」からファルセットになります。
声楽は、頭声発声を学びますので、小学生から声楽のレッスンを依頼されることもありますが、変声期で変わってしまうので、私はファルセットが出せるようになってから、中学生くらいから声楽のレッスンはお引き受けするようにしております。
月経が始まる頃に、変声期も始まります。
声は、ホルモンの影響を受けますので、高齢者になると男性も女性も同じような声になっていきます。
声は、声帯を振動させて声を出します。
声帯は、筋肉で出来ているので、声は出さないと衰えます。
若い声を保ちたいのであれば、カラダを鍛えると同じように、声帯も鍛えないと、かすれ声になったり、ハリのない声になります。
しかし、間違った発声をすると、声帯ポリープが出来たり、結節が出来たりしますので、注意も必要です。
コロナ自粛で、家に閉じこもり、喋らなくなると、声が衰えます。
怒鳴るのは良くないですが、喋らないのも良くないのです。
好きな歌を歌うとか、朗読などをお勧め致します。
喉が衰えると、誤嚥しやすくなりますから、喋ることって、健康の為にも重要なのです。