卒園した保育園の卒園式でピアノの伴奏をした4月から中学生の〇〇さん。
卒園式でピアノを弾いている動画をLINEで送信してくださいました。
レッスンの時の演奏よりも何十倍も上手に弾けており、最高の演奏でした。
ママからはLINEでご報告を頂き、喜んでいる様子をうかがえました。
夕方、妹さんのレッスンにパパがお越しになられ、演奏の様子をお話しくださいました。
パパもママも演奏をした本人も妹さんも、みんなが笑顔になり喜びを得られたようです。
本人は、コンクールの時よりも一生懸命に練習をしていたように感じました。
コンクールは、自分の成長が目的ですが、伴奏は責任が生じますから、保育園に合わせの練習を行く度に、「責任」ということを自覚していったように感じました。
「責任」とか「相手を思いやる心」というような目に見えないものは、体験から学べるのです。
学びの機会を与えてくださった保育園の園長先生には、感謝です。
学校で合唱の伴奏をする経験よりも、人間としての学びがたくさんあり、大きく成長できたと思います。
子どもは社会が育てると言いますが、こういうことなんだなあーと思いました。
〇〇さんは、今回の経験を通して、「責任」と「頑張ることで得られる喜び」と「分かち合う喜び」を体験できたと思います。
心と感性は、身近な人と喜びを分かち合い共に感動することで育まれると言われます。
ピアノレッスンの価値とは、ピアノが上手く弾けるようになることです。
ピアノレッスンの付加価値とは、心と感性を育み人間としての成長をもたらすことです。
ピアノレッスンとは、ピアノを通して、演奏技術の向上と並行して人間力を高め生きていく力を養っていくことではないかと思います。
保育園の園長先生と、パパとママの本気でお子さんを応援するお気持ちと、指導者の〇〇さんを本気で応援し成長を願う気持ちと、この4人の大人の心が〇〇さんを技術的にも人間的にも成長させることができたと思います。
音楽で、喜びを分かち合い幸せの輪を繋げたら良いですね。
ピアノで心を育てるとは、こういうことではないかと思います。
〇〇さん、お父様、お母様、そして園長先生、幸せな体験を有難うございました。
心の栄養になりました。
感謝申し上げます。
私の心の栄養は、生徒さんの成長と、生徒さんと親御さんの喜びと笑顔なのです。
結城美帆子ピアノ教室では、レッスン生を募集しております。
子供も大人も初心者歓迎です。
当教室のレッスンを希望させる方は、体験レッスンにお越しください。