これまで、たくさんの音高音大受験生の指導をしてきました。
多くのピアノ教室のホームページには、合格者100%と書かれておりますが、優秀な生徒さんばかりなのでしょうね。
私の教室には、通信簿に1がついても入れる偏差値が低い高校の生徒さんからの申し込みが多いので、音楽の他に英語や国語などのお勉強も教えなければならない生徒が多かったので、受験生の指導は大変でしたが、武蔵野音楽大学は100%と現役で合格させております。
東京藝術大学は、絶対音感が無いと聴音の試験が難しいかなと思います。
東京藝術大学に合格させているピアノの先生は、聴音の指導をどのようにしているのか知りたいです。
藝大の聴音の試験は、何小節かも何拍子かも何調かも教えてもらえないで、5回弾いてくれる間に書かなければならないので、難しいです。
2声聴音も同じですし、4声の聴音も大変です。
私が音楽高校の時にお世話になった先生の門下生も、浪人している人もおりましたし、武蔵野音楽大学の教授にレッスンを受けていた知り合いのお子さんも落ちました。
それなりに受験指導をしている先生でもけっこう落としていますよ。
だから、100%合格なんて書いてあると本当かなとか思っちゃいます。
ピアノが上手に弾けても、聴音や楽典、お勉強もできないと合格できないのです。
私は、受験生は総合的に教えておりましたので本当に大変だったのです。
コンクールは、ピアノだけ教えればよいので、受験指導に比べたら楽です。