兄弟姉妹の良さ。結城美帆子

当教室には、兄弟姉妹でレッスンにお越しいただいている方もおります。競争心も湧き、お互いに切磋琢磨して頑張っているのがよくわかります。喧嘩をする時もあるようですが、ピアノで喧嘩をするのはおおいに結構なことだと思います。連弾や二重奏を行う場合、お互いに遠慮があるうちはダメなのです。雨降って地固まるのように、喧嘩ができる相手の方がより良い仕上がりになります。ピアノで喧嘩ができるなんて最高だと思います。生徒と指導者で連弾や二重奏をする場合、おのずと指導者が生徒に合わせるようになってしまいますので、合わせる勉強のためには、兄弟姉妹や生徒同士が良いです。喧嘩も必要なのです。喧嘩の仕方がわからないから殺してしまうようなこともあるのではないでしょうか?相手の痛みに思いを馳せることができれば、殺すようなことはないでしょう。時々「一回で弾けたよ」と自慢げにレッスン室に入ってくる生徒がおりますが、この生徒は練習をしないで一回で弾けるのが良いと認識しているのでしょうね。練習をしてできるようになるのは下手くそだから練習はしないほうが良いと認識しているみたいです。一度でも努力をしないでできたことを褒めてしまうと、褒められることだけしかやらなくなってしまい、努力をしないようになってしまいますので、結果を褒めるのではなく、努力の過程を認めてあげるように致しましょう。子供はママに褒められたくてピアノを習っている場合もありますので、どうぞ、努力したこと、たくさん練習をしたこと、お約束が守れたことを褒めてください。そしたら、ピアノが上手な人に育ちます。