子供を殺した元農水省事務次官の父親に同情している人が多いように思いますが、私は殺された息子さんが気の毒に思います。
熊沢被告は、殺した息子に対して謝罪の言葉がないように思う。
子供は、たまったもんじゃないだろうな。
子供は、親の本当の愛情が欲しかったのではないでしょうか?
ジャック・ラカンは、「愛とは、無を与えること」と言ってます。
また、「人間の欲望は他者の欲望である」とも言ってます。
発達障害者だって生きる権利があるはずです。
殺された息子さんが、殺されても仕方がないように思われるのは、あまりにも可哀想ではないでしょうか?
彼だって、一生懸命に親に訴えて、訴え方は間違っていたかもしれませんが、一生懸命に生きようとしたのではないでしょうか?
発達障害の子供を育てている親御さんへ言いたい「愛情を持って育ててあげてください」と。
「愛とは、無を与えること」なのです。