個性と自主性が重んじられた1960年代のアメリカの個性重視教育

アンナ・フロイトや、エリクソンなどを心理学者が、「思春期の子供は、自由にしたほうが、精神的な成長に良い」と、主張したことがありました。

子供を親や先生の言いなりにせず、自由に振る舞わさせるべきだと主張したのです。

アメリカでは、「ルール」を教えるよりも「個性と自主性」を重んじられ、校則も制服も無く、宿題も出さない、試験もやらない、学びたい科目を自由に選択して単位が足りれば卒業できる「カフェテリア方式」の教育が始まりました。

ところが、こうした自由放任教育は大失敗に終わったのです。

子供たちの心を荒廃させました。

80年代後半には18歳未満の家出が100万件を超え、15歳までの子供の三分の一が麻薬に手を出し、16歳未満の売春が80万人と言う悲惨な状況に陥りました。

学力低下も深刻になり、17歳の子供の13%が日常の読み書きが出来ないレベルであることが判明したのです。

現在のアメリカは、ルールと知識詰め込み重視の教育に大転換したようです。

アメリカの自由放任教育を理想とし、日本の教育制度に取り入れたのが「ゆとり教育」です。

「ゆとり教育」は、校内暴力やいじめを生み出し、大幅に子供たちの学力低下を招きました。

私は、教育とは、社会で生きて行くために必要なことを教えることと考えております。

社会で生きて行くためには、社会のルールを守らなければなりません。

法律を犯せば、警察に連れて行かれるか、責任能力がない場合は精神病院に連れて行かれ、どちらに連れて行かれても、自由を奪われます。

社会で自由に生きる為には、ルールを守らなければ ならないのです。

子供の時に、しっかり教えて欲しいと思います。

もし、子供が「どうして守らなければならないの?」と言ったら、 守らなければ身体を拘束され自由を奪われることを教えれば良いのではないかと思います。

たとえ、子供であっても、悪いことをすれば、親から離され、身体を拘束され自由を奪われ檻に入れられるのです。

子供の場合は精神病院に留置所や精神病院ではなく、児相に連れて行かれます。

子供の幸せの為に、ルールを守ることを教えましょう。

約束を守ることを教えましょう。

決められたことは、守ることを教えましょう。

やって良いことと、悪いことを教えましょう。

心理学的には、「ルール」を作ると子供は伸び伸び育ちます。