今年一年を振り返って。結城美帆子

今年は介護の一年でした。ピティナピアノコンペティションに参加された生徒の皆様には、追加レッスンが出来ず結果を出す事が出来ませんでした。信頼できる母の主治医を見つける事が出来なかった事が原因でしたが、やっとご信頼申し上げる事ができる医師と出会う事が出来ましたので、来年はピティナピアノコンペティションに参加される生徒は全員地区予選通過を目指します。ただし、当教室は私が一人で指導を行っているため、日曜日の追加レッスンの時間は1日8時間と限られているので、コンペティション参加者は5組とさせて頂きます。検定は、健常のお子様は原則全員参加して頂きます。障がいがある方と、レッスンを始めたばかりで課題曲が弾けない方は、ステップに参加して頂きます。大人の生徒さんの参加は自由です。1月中にご希望をお知らせください。ピアノのレッスンで得られることは、コンペティション(コンクール)に挑戦することにより、目標を達成するための英知を身につけ、継続した努力ができ、どんな壁をも乗り越えられる強い精神力が育まれ、生きる力となり、自分の責任において生きて行ける、自立した人に育ちます。生きて行くのは、楽な時ばかりではありません。嵐が来て大海原に投げ出されることもあるでしょう。そんな時、私とのピアノのレッスンで得られた事が、役に立つことでしょう。今、母の介護をしていて、実感しております。病院に入院すれば、医師は何かあった時に責任を追及されないために、患者と患者の家族に、「説明を受けた」と言う用紙にサインを求めてきます。それも、母が生きるか死ぬかの時に、即答を求めてきます。誰かに相談をする暇も無いのです。サインをしたと言うことは、母に何かあった時、「私が全ての責任を負う」と言うことです。でも、生きて行く中では、このようなことは結構あります。ピアノをやってきた全ての人が自立した人間になれるわけではありませんし、現在ピアノを教えている人の中にも、何かあれば「私、主婦だからわからない。主人に相談します。」なんて言っているピアノの先生もいるようですが、私が指導を受けてきたピアノの先生方は丸山先生をはじめ秋山先生、吉水先生、東先生(声楽の先生)、皆さん女性ですが自立しておりましたので、指導者(先生方)の生き方も私の手本になっております。私も生徒の皆様の手本となれる生き方をしようと日々精進しております。