今年のピティナピアノコンペティションを振り返って。結城美帆子

今年の特級グランプリは、東京芸大の4年生2人を差し置いて、東京大学大学院1年生の角野隼人さん輝きました。私が心の中で応援していた名古屋大学医学部2年生の沢田蒼梧さんは、惜しくも7名のセミファイナルまででしたが、沢田蒼梧さんはG級では金賞を受賞しており、9月には、リサイタルも予定されてます。今年のピティナピアノコンペティションでわかったことは、ピアノを頑張れる人は、勉強も頑張れると言うことです。ピアノのレッスンをお止めになる時「受験勉強で忙しくなるので」と言ってくる人がおりますが、お勉強ができる人はピアノも続けているので、ピアノのレッスンをお止めになる言い訳に「受験勉強」と言うのは、「ピアノの練習も出来ませんでしたが、勉強も出来ませんので、ピアノのレッスンをやめます。」と言っているように聞こえます。ピアノのレッスンは、コンペティションに参加することで、成功する為の方法を頭と体で身に付けることができるのです。角野隼人さんも沢田蒼梧さんも小さい頃からコンペティションに参加してます。毎回金賞を受賞しているわけでもないので失敗体験もしているのです。だから、どうすれば成功して、なぜ失敗したかを考えることができるようになり、次の成功へ目標を立て努力することができるようになっているのではないでしょうか。ピティナは、けしてピアニストを育てることだけを目的にしているわけではないのです。指導者としては、課題曲が弾けるレベルの生徒さんは、コンペティションに参加されることを望んでおります。コンペティションに参加するには、お金もかかりますが、得られることもたくさんあります。私は、生きて行く上で大切なことは、ピアノのレッスンと声楽のレッスンから学んだと思っております。特に、亡き東敦子先生から学んだことは、たくさんありました。それこそ、親の面倒を見ること、親を介護することも東先生の生き様を見ていたからできたことです。参加される生徒さんは、成功体験が出来るように全力で指導をさせて頂きます。私は、目標に向かって努力ができる人に育てるには、まずは成功体験をさせてあげることが大切と考えております。成功体験が先で、次に失敗体験を経験することにより、どうすれば成功できるのかを考え学ぶことが出来るのではないかと思います。レッスンを3歳4歳でお始めになれば、A2級(就学前)から参加が可能です。小学生でも10歳までにレッスンを始めれば週2回のレッスンでC級から参加できる可能性があります。コンペティションに参加して、やる気スイッチをオンにして、ピアノが上手に弾けて勉強ができる人に育てませんか。全力でサポートしますよ。