人間の幸福とは。結城美帆子

健全な体に健全な心を宿すこと、そして、人生の最期を自然の贈り物として受け取る心を生涯を通して学ぶことができれば、それが人間の幸福ではないでしょうか。

『人間は所詮、やがては土に還る「土の器」です。

その土の器に何を入れるのか、そのことは生涯を通して問い続けなければなりません。

もし、その器に健全な心を宿すことができたならば、その心こそは朽ちない宝となるに違いありません。

からだは老化し、最後は病み衰えることがあったとしても、もしすこやかな心をからだに宿しつづけることができたならば、老人は自分の周囲からの庇護に感謝し、謙虚に過去の足跡をかえりみつつ、今日も生かされたことに対して感謝の祈りを捧げることができるでしょう。』……日野原重明先生の著書「いくつになっても、今日がいちばん新しい日」より

『真の知恵とは、常に季節に応じ、変化する環境の中で、しなやかに変化していくことである。

子どもの時には大いに玩具を愛し、冒険的な正義に満ちた青春を送り、時が来ればすこやかで微笑む老人に落ち着くことこそ、人生の優れた芸術家であり、そのことは自分にも自尊心をもち、隣人にも尊重されるものとなる道であろう。』……英国の作家ステイーブンソンの「若き人々のために」より

私は、悩み迷った時、とにかく本を読みあさります。