結城美帆子ピアノ教室ブログへのご訪問有難うございます。
今日は、ピアノを習うとどんな良いことがあるのかを書きたいと思います。
音符が読めて楽譜が読めるようになり、ピアノが弾けるようになります。
心と頭が良い子に育つかどうかは、正直なところわかりませんが、結城美帆子ピアノ教室では、社会の中で生きていく為に1番大切と私が考えている「ルールを守る」ことは教えておりますから、社会の中で生きていける人間には育ってくれると思います。
ピアノを長年教えているピアノの先生の中にも、アルツハイマー型認知症を発症している方もいるので、ピアノを習えば認知症が予防できるということでもないです。
アルツハイマー型認知症や、血管性の認知症も、食事や運動など生活習慣が要因になっているのではないかと思います。
心の理論が欠如している自閉スペクトラム症に、彼らは目に見えないものの存在を理解するのは難しいので、音楽的感性を育てることは難しいように思いますが、バッハの曲のような機械的な動きをする曲はとても上手に弾きます。
自閉スペクトラム症の生徒さんをたくさん指導してきましたが、上手く弾けるようになった時に口からできる言葉は「この曲おもしろい」で、ピティナピアノコンペティションで優秀賞をもらって賞状と盾を見せてくれる時も「これもらった」というだけで笑顔も無く喜んでいる感じもありません。
DSMの診断基準を読むと理解できます。
彼らは、人間の心・抑揚みたいなものを音楽で表現するのは難しいようで、ブルグミュラーやショパンなどロマン派の曲は、私の指導料にも原因があるのかもしれませんが上手く表現できません。
趣味でピアノを楽しみたい方は、それで良いと思います。
ピアノは、「ピアノ」という共通のワードで人と繋がることができます。
障害がある方だけが参加できる「ピアノパラリンピック全国大会」というものがあり、障害があってもピアノを習っている人は、全国にピアノのお友達ができます。
私は、一般の方がコンクールに参加するのも、人との繋がりを求めてではないかと思うのです。
人間にとって1番辛いのは「孤独」と言われます。
ピアノパラリンピックは、年に一度の開催ですが、「〇〇さんは元気かな、今年は何を弾かれるのかな」とか、お互いに気にかけるようになります。
私は、これまでピアノパラリンピック全国大会の講評委員を3度させて頂きましたが、一人一人の演奏が思い浮かびます。
ステージで演奏することでお仲間になれるのです。
それぞれのレベルのお仲間ができるのです。
ピアニストを目指すレベルのお仲間もできるでしょう。
ピアノを楽しむことを目的とした人のお仲間もできるでしょう。
演奏を生業にしていなければ、他者をお互いに評価する必要はなく批評する必要もないのです。
コンクールは、レベルアップの為に参加しましょう。
ピアノを習う醍醐味はレベルアップですから。
誰からも評価をされないと、自分で気付けないこともあるのでレベルアップは難しいです。
結城美帆子ピアノ教室では、2歳〜熟年の方まで、ピアノを楽しみたいお仲間を募集しております。
①子供のグループ、
②障害者のグループ
③子供の時にピアノを習っていたグループ、
④大人になってから習い始めたグループ、
⑤60歳以上で習い始めたグループ、
5つのグループがあります。
ホームページをお読み頂き、理念や指導方針にご賛同頂けましたら、ぜひ体験レッスンにお越しください。