世の中には色々な人がおりますが。結城美帆子

若い頃は、誰とでもお付き合いが出来なければいけないとか、どんな人でもレッスンをお引き受けして成果を出さなければいけないと思っておりました。

年を重ねるに連れて、考えが変わりました。

今は、お付き合いをしたいと思う人とだけ、お付き合いをするようにしております。

考え方が自分と合わないと思う人や、この人とお付き合いをしていても得るものは無いなと思う人や、お付き合いをしていてストレスを感じる人などは、なるべくお付き合いをしなくても済むようにしております。

すべての人間が自分と合うわけでは無いですし、それでいいと思ってます。

ピアノのレッスンも同じで、生徒と(子供の場合は親と)指導者が、ピアノのレッスンに求めているものが違う場合は、上手くいかないでしょうね。

私は、それなりに弾けるようになって欲しいと思ってレッスンをしておりますが、生徒や親御さんが、「ただ、楽しめればいいんです」とおっしゃって、お家でほとんど練習をさせていない場合や、何度申し上げてもその都度言い訳をしてやるべきことをやって頂けない親御さんの場合は、レッスンの成果が出せないので、指導料を頂くのが申し訳なくなります。

指導料は、レッスンの成果に対しての対価だと考えておりますので、成果が出せない時は頂けません。

ピアノの教室は、ピアノで遊ばせる所ではなく、ピアノを教える所で有り、ピアノを学ぶ所です。

また、ピアノ教室は、本来、お行儀や礼儀作法を教える所ではありません。

何かを教えを受ける時のマナーは、親が子供に教え伝えるものではないでしょうか?

私は、母から、靴の揃え方や玄関でのマナー、挨拶の仕方、洋間に通された時の挨拶の仕方、お座敷に通された時の挨拶の仕方、コートはどこで脱ぎどこで着るか、などなど教えられました。

小さい頃から当たり前にやっていれば、自然な作法として身に付きます。

その為には、親が手本を見せれば良いだけのことです。

子供は、親を真似ます。

類は友を呼ぶと申します。