一般的な生徒さんと、発達障害の生徒さん。結城美帆子

一般的な生徒さんと発達障害の生徒さんは、指導法も教則本も同じでは対応ができないです。

一般的な生徒さんは、基礎を学びながら音楽的な感性を育てられる教則本を使うと良いと思いますが、発達障害の生徒さんは目に見えないものの理解が困難なので初歩の段階で音楽的な感性を育てるのは難しいように思います。

発達障害の子供にもピアノを教え始めて30年になりますが、発達障害のお子さんは視覚で考えるようなので、理論的に教えると弾けるようになるようです。

発達障害の子供は、豊かな音楽表現は難しいようで、機械的な弾き方から抜けるのは中々難しいように思います。

しかし、10歳くらいになると、著しく成長するようにも思います。

発達障害を画像診断している専門家も数少ないですがおりますけど、自由診療なので30万円くらい費用がかかりますから、簡単に受けられるものではないかもしれませんね。

画像診断をしなくても、心理学と脳科学の観点から簡単に見極める方法もあるので、私はその方法を使って見極めております。

発達障害で体験レッスンを申し込まれてくる方のほどんどが「軽度の発達障害です」と、書かれているのですが、何を基準に軽度としているのでしょうか?

私は、軽度も重度もないように思います。

カナー型とアスペルガー型と言われていた頃は、知的障害を伴うカナー型自閉症者を重度と言っていた人もいるようですが、ピアノを教える上で、心が不在と言う点では、どちらも同じです。

発達障害の子供にする指導を一般的な子供にすると、感性を育てられなくなります。

一般的な子供にする指導を発達障害の子供にすると、まずピアノを弾くことができません。

なので30万円見極めることが重要なのですが、知的障害を伴っていない発達障害子供の場合は、親御さんが子供の発達障害に気付いていない場合が多いので、私が見極めて親に言わずに指導をしていくことになります。