Buonasera
ピアノ教師の結城美帆子です。
本日もブログにご訪問頂き誠に有難うございます。
本日は、昨日レッスンにお越しになられたレッスンを始めて4ヶ月になる年長さんのレッスンでの様子です。
イヤー・ボーンが成長してきたようで、MP関節もだいぶしっかりしてきました。
私の教室では、成長に合わせたレッスンを行っており、特に幼児は教え込むようなレッスンではなく、自ら弾きたくなるレッスンを行っています。
楽譜を読むお勉強と、リズム感や音感を養うお勉強と、ピアノを演奏する為の手を作ることを、三つの柱にレッスンを行っています。
生徒さんが歌える曲を私が弾くと、生徒さんも私と同じに弾こうとします。
これがすごく大切な一歩なのです。
3、4ヶ月で、チューリップ、ブンブンブン、キラキラ星、などが右手・左手で弾けるようになります。
4ヶ月目くらいからは、両手でユニゾンで弾けるようになります。
〇〇ちゃんは、ユニゾンで弾けるようになりました。
それと並行して、キラキラ星を使って、リズムのお勉強と脱力のお勉強を行います。
私は、スズキメソードの教本を使ってバイオリンのレッスンを受けていたので、応用しています。
ピアノは、弾かないと筋肉ができないので、生徒さんが弾きたくなる曲を弾かせるようにしています。
聴音は、和声聴音から始めて、イタリア語とドイツ語両方言えるようにします。
幼児の指導は、基本的に模倣による指導です。
ピアノは、楽譜を見ながら弾くので、手は見ないで動かせなければいけないのですが、まずは見て動かします。
自分で動かしたい指を確実に動かせるようになったら、手を見ないで(アイマスク)をして私が言った指を動かす練習をします。
それができてから、楽譜を見ながら弾く練習をします。
一連の基本の動作ができるようになるまでは、ご自宅での練習は無しです。
一連の基本の動作が出来るようになると、初見演奏が得意になるので、レッスンにお越しになる回数が多いほど先に進むのが早くなるのです。
ご自宅での練習が必要になるのは、エチュード期です。
しっかりしたタッチ、自分の思う通りに動かせる指の能力を育てる為には練習が必要になります。
表現力があっても表現する為の技術が育っていなければ、自分が思う通りの演奏は出来ません。
音楽の本質とは、音で何かを表現することです。
ピアノを演奏するということは、ピアノを通して自分の想いを表現するということです。
最後までお読み頂き有難うございました。
Buona notte