長年愛用している初級のピアノ教則本です。
子供用のメトードローズは、幼児用と書いてあったので、幼児には使えたのですが、小学生からは使うのをためらっておりバイエルを使っておりました。
先日、ヤマハに楽譜を買いに行きましたら、メトードローズが大きさも変わっていて、幼児用と言う言葉がなくなっていました。
なぜか嬉しくなってしまいました。
バイエルよりはメトードローズの方が、音楽的な表現が学びやすいのです。
バイエルは、理論的に学ぶのには良い教則本と思うのですが、少々機械的なところがあるので、曲を楽しみたい生徒さんは、つまらなく感じるかもしれません。
理解力と練習時間にもよりますが、これまでの指導実績では、メトードローズは早ければ3ヶ月位で終了できるので、最短で ブルグミュラー25番に進めます。
メトードローズは、ピティナピアノステップの課題曲にもなっていますし、コンペティションの課題曲になる時もあります。
バステインメソッドも良いのですが、60分のレッスン時間で、4冊をレッスンするのは難しいので、導入期と初級は、なるべく1冊で学べる教則本を使ってレッスンをしております。