教室の生徒さんどうしで競争にならないように、取手・栃木・つくばの3箇所でお受け頂き、今日はつくばの予選がありました。
今年は全員予選通過出来ました。
軽度知的障害があり支援級で学んでいる中学2年生で自閉スペクトラム症の生徒さんも、初めて予選が通過でき優秀賞を受賞できたことを大変喜んでおります。
コンクールは、指導者次第のように思います。
指導者が、どれだけの音楽性を持っているか?そして、どれだけ生徒に伝え導くことが出来るかで結果が出るように思います。
本当の教育とは、教え込むのではなく、自分で考えて自分の音楽を創ることが大切なのですが、コンクールは、時間的制約があるので、教え込むレッスンになってしまいます。
自分で自分の音楽を創れるようにするには、感性を育てることが重要です。
「コンクールで賞を取りたいので」と他の教室から移って来られる方もおりますが、このような方は、今までの先生を信頼していないということなので、私のところへ移って来ても私を心から信頼することはないため上手く行きませんので、現在は、経験がある方は、今まで習っていた先生からの申し送りがある方だけとさせて頂いております。
音楽は技術の為に学ぶものではなく、心を豊かにする為に学ぶものであり、人生を豊かに生きていく為に必要で大切な物を学ぶ為にあるのです。