ピティナピアノステップについて。結城美帆子

ピティナピアノステップは、導入1から23ステップ有り、全てに合格すると、ショパンのエチュードが弾けるレベルに達します。

アドバイザーからアドバイスが頂けるので、レッスンの励みにもなります。

一昨年までは、年齢制限が無いピティナピアノ検定が有りましたが、検定はステップへ移行となりました。

コンペティションもステップも事業ですから、ビジネスです。

今は、昔と違ってコンクールビジネスと言われるくらい多種多様なたくさんのコンクールが有りますが、演奏家への登竜門は、毎日新聞社が主催をしている「日本音楽コンクール」のみと私は思います。

そんな中で、私がピティナピアノコンペティションへの参加をお勧めしている理由は、ピティナピアノコンペティションは、バッハやヘンデルなどのバロックスタイル・モーツァルトやハンドンやベートーベンなどのクラッシックスタイル・ショパンやメンデルスゾーンやシューベルトなどのロマンスタイル・ラベルやドビッシーや日本人の作曲家などの近現代スタイルの4期が就学前から学べるからです。

ピティナピアノコンペティションに参加をしなければ、バッハのインベンションまでクラッシックスタイルしか勉強しないことになります。

ピアノの楽しさ音楽の楽しさを知るためには、色々な作曲家の作品を均等に勉強した方が良いのです。

ピティナピアノコンペティションに生徒を参加させるようになって10年になりますが、子供は近現代の曲が好きなようなのです。

私が育つ時は、ピティナピアノコンペティションなんてものはありませんでしたので、近現代の作品は音楽大学の卒業試験でラベルを弾いた程度でしたが、近現代の作品も楽しい曲がたくさん有ると言うことを生徒をピティナピアノコンペティションに参加をさせてわかったのです。

ピアノを長く続けて行くためには、なるべく早く自分の好きなもの、好きな曲、得意な作曲家を知ることも大切なのです。

もともと、ピティナピアノステップは、コンペティションの課題曲が弾けるレベルに無い人たちを対象に始まったようで、ピアノ人口を増やすのが大きな目的のようですから、あえてステップに参加する意味は無いかなとも思います。

ステップのアドバイザーによるアドバイスも私が普段思っていることしか書かれておりませんし、コンペティションに参加される方がステージ練習で参加されるのは良いと思ってます。

ピアノは、脳のたくさんの部分を使って弾くので、子供は脳を発達させるのに良いですし、熟年以降は認知症の予防に良いのです。

楽しく脳を鍛えるためには、ピアノが楽しいと思えることが必要です。

ピアノが楽しいと思えるためには、少しづつでも上達できて色々な曲が弾けるようになること、自分で弾きたいと思う曲が自由に弾けるようになることです。

ピアノを習う醍醐味とは、コツコツとテクニックをつけることではないかと思います。

ショパンのエチュードやベートーベンのソナタなど上級レベルの曲が弾けるようになるには、毎日コツコツと10年から15年くらい練習をし続ける必要がありますが、後で買おうと思っても決して買うことが出来ないものです。10歳くらいまでにレッスンを始めた人しか得ることが出来ない貴重なものなのです。