ピティナピアノコンペティション特級セミファイナルの結果。結城美帆子

応援しておりました名古屋大学医学部2年生の沢田蒼梧さん残念でしたが、ピティナピアノコンペティション特級セミファイナルまで進めたことはすごい事なのです。医学部2年生と言ったら、今はわかりませんが、解剖実習で人間のご遺体を半年かけて行う学年ではなかったでしょうか?勉強が忙しいと思うのに、それでいて特級を受けセミファイナルまで進めたことは本当にすごいと思います。彼は、今回セミファイナルの中で19歳と一番若いですし、初めての挑戦ですから、再び挑戦してくれる事でしょう。東京大学大学院1年生の角野隼人さんは、通過して、ファイナルに進めました。すごいですね。ファイナルに残ったのは、江口文子先生の門下生1人と、金子勝子先生の門下生1人と、伊藤恵先生の門下生2人の4人です。ピアニストの関本昌平さんの門下生の沢田蒼梧さんと愛知県立芸術大学音楽学部の方は残念でした。伊藤恵先生の門下生は、セミファイナルまで3名が進めましたから、伊藤恵の指導力がすごいと言うことです。伊藤恵先生は、現役のピアニストで、東京藝術大学の教授です。私の年代だと、バイオリンの江藤俊哉先生のような方なのでしょうね。毎日音楽コンクール(現在は日本音楽コンクール)に参加する人は、江藤俊哉先生のレッスンを受けていた人が多かったです。そんな中、江藤俊哉先生いわく「ぼくのレッスンを受けけているからと言って、必ず本選の残れるとは限りません。ぼくのところへは、皆んなそう言う人ばかりがレッスンに来ているんですから」と。同じようなことを、ピティナピアノコンペティション全国大会出場者数No. 1の渡部由記子先生もおっしゃってました。トップに上り詰める為には、指導者の指導力と本人の努力が必要絶対条件なのです。それぞれの結果を出す為にも同じことが言えます。地区予選通過を目標にしていて通過できなかった場合も、指導力か生徒の努力かどちらか、もしくは両方に原因があります。地区本選も同じです。地区本選を通過して全国大会に出場する為には、毎日平日は6時間の練習と土日は12時間の練習が必要ですので、それだけの練習をしていて地区本選を通過できなかったら、指導者の指導力が無いのが原因です。残念ながら今までのところ私の門下生でそこまで練習をしている人はおりませんが、頑張れる人は全国大会に出場できるようにレッスンしますよ。ピティナの課題曲が出てからでは無くて、365日毎日ですよ。それも小学1年生からですよ。ピティナピアノコンペティション特級セミファイナルまで進めた人たちは皆んな当たり前にやっていることです。ピアノのレッスンは、時間の使い方を学べるのです。ピアノのレッスンは、コンクールに参加することにより、成功体験を積み重ねることができるので、どうすれば目標を達成できるかを学べるのです。だから、ピアノを続けながらでも、医学部や東京大学に現役で合格することができるのでは無いでしょうか。ピアノのレッスンで、目標を達成できる方法を身に付けて欲しいと思います。