ピティナピアノコンペティション東日本茨城地区本選を聴いて。結城美帆子

レッスンがあるので最後までは聴けませんでしたが、皆さんとてもお上手でした。昨日はD級を聴きましたが、拍手はありませんでした。今日はA1級を聴いてきましたが拍手がありました。発表会ではなく、コンペティションで審査なので、拍手は無いほうが良いように思いました。全員が地区予選に通過した人達ですから、皆さんほんとうにお上手です。しかし、止まりそうになった人や、ミスをした人もおり、聴いているだけの私までが「大丈夫かな」と心配になってしまいます。一生懸命練習してやっとのおもいで地区本選にたどり着いた人、才能がありそうな人、地区予選を通過した人達のレベルも様々なようです。「あの子と、あの子は同じ先生なのだろうな」と思える人達が多数見受けられました。私が学生だった40年位前は「先生のマネは良く無い」と言われていたのですが、考え方も時代とともに変わるようですね。何が何でも地区予選を通過して地区本選を通過したい人は、個性を伸ばすのではなく、指導者の求める音を出せるようにひたすら練習すること、指導者と同じように弾けるようになるまでにひたすら練習すること、指導者のマネができるようにひたすら練習すること、指導者の弾き方を完璧にマネができて、その上で自分の個性を出すことのようですね。私は、ここ数年個性を潰さないように個性を大切にと思い指導をして参りましたが(この指導法ですと、どの生徒も、発達障害の生徒でも、ピアノを弾くことを嫌いにならず、発達障害の生徒でさえもピティナピアノ検定で優秀賞をいただくことができるレベルにはなれるようです)地区予選・地区本選を通過させるためには、徹底してマネをさせなければダメなようです。本人がどれだけ本気でやる気があるかを見極め無いと潰してしまう可能性もあると思うので、見極めが難しいですね。確かに、私もそうでした。先生のヘアスタイルから服装・化粧まで、あらゆるものをマネしていたと思います。先生に憧れておりましたし、先生を尊敬しておりましたので、マネできることはすべてマネをしておりました。懐かしい思い出がよみがえってきました。