ピティナピアノコンペティション地区本選を終えて。結城美帆子

今年は、7名の生徒さんが地区本選に出場できましたが、残念ながら全国大会に出場できた生徒さんはおりませんでした。地区予選は、楽譜をしっかり読むことができれば通過できますが、地区本選は、心で音楽を奏で心で音楽を聴けるようにならないと通過するのは難しいです。感性の問題もあるので、感性を教えるのは難しく、悩んでおります。亡き中村紘子さんは「技術は教えられるけど、感性は教えられない」とおっしゃっていたことがあります。ロマン派の曲や近現代の曲は、感性が無いと、聴いていられないほど嫌な演奏です。美しいものを美しいと思える心、なぜ美しいのかを考える追求する心、美しいものを大切にしようとする善の心、この3つの心を育てるには、どうしたら良いのか?押し付けで、心が育つことは無い。経験をさせるのが良いと思うのですが、今は、危険なことはさせない風潮のようだから、難しい。自分が叩かれたら嫌だから、人を叩くのは止めようと思ったり、自分が殺されたら嫌だから、人を殺してはいけないと言うことを学んだりするのではないでしょうか?明後日は、終戦記念日です。戦争は、人と人の殺し合いです。絶対にしてはいけないことです。慰安婦なんて言葉を聞くだけで、胸が張り裂けそうになります。どれだけ多くの女性が強姦されたか。戦争は、絶対にいけない。私の祖父は、戦争の話をする時、いつも涙を流しておりました。母も、兵隊さんに食べさせる為に、鶏の首を絞めたと話したことがありました。母は、それがもとで肉料理が食べられなくなったそうです。戦争中は、女性も男性がやる仕事を一緒にやっていたと申しておりました。母は5人姉妹の長女だったので、大変だったと思います。