ピティナピアノコンペティションの結果特集号を読んで。結城美帆子

全国大会は、審査員全員の点数が公開されるので、その年の傾向が見えます。ピアノのコンクールは、人間が審査しますので、どうしても主観が入ります。全国大会出場ができるのは、各県級によっては一人いるかいないかですから、すごくハードルが高いのです。みんな必死で練習して全国大会に出てくるのです。特集号には、今年から、地区予選入選者の氏名も載るようになりました。今年から、検定が無くなり、年齢制限ができましたので、誰でも参加できると言うわけにはいかなくなりましたから、レベルが上がったように思います。B級の参加者が多いようですが、D級は少なくなり、E級F級になると10人以下が多いようです。途中で辞めてしまう人が多いと言うことか、レベルに追いついて行けず課題曲が弾けるレベルについて行けない人が多いと言うことなのでしょうね。私は、全国大会出場はできなくても良いから、F級まで参加できるように育てたいと思ってます。ピティナピアノコンペティションは、参加を始めたら、途中で挫折すること無く、是非F級(高校3年生以下)まで参加できるように頑張って頂ける人に育って頂けることを願っております。ステップコースの方は、23段階全ての合格を目指して頑張って頂けることを願っております。何事も中途半端は良くありません。コンペティションはG級と特級も有りますが、ピアニストを目指す方はおすすめしますが、趣味で楽しみたい方は、F級までで充分のレベルに達します。自信を持って「ピアノが趣味」と言えるレベルです。コンペティションコースの方もステップコースの方も、「ピアノが趣味」と言えるように頑張って頂きたいと願っております。バイエル終了程度でピアノのレッスンを辞めてしまうと、「ピアノは習ったけど弾けない」と言うことになってしまいます。それでは、レッスン料をドブに捨てることになりますので、汗水流して働いて得たお金をドブに捨てることがないようにして頂きたいと願っております。お子様の場合は、最低でも、チェルニー30番練習曲終了までは続けないと、「ピアノは習ったけど弾けない」と言うことになります。ピアノの一つの楽しみは、弾きたい曲が弾きたい時に弾けるから楽しいのではないでしょうか?