ピティナピアノコンペティションに参加される門下生の皆様へ。結城美帆子

練習は計画通りに進んでおりますか?楽譜を正確に読むと言うことは、作曲家への最低の敬意です。作曲家は、なぜここにスラーを書いたのか、なぜここは8分音符にしたのか、などなど楽譜から作曲家の思いをくみ取ってください。なぜなら、作曲家は、自分の思いを楽譜に書くことしかできなかったのですから。私は、存命している作曲家の作品を演奏させていただく場合は、可能な限り作曲家本人のレッスンを受けて参りました。そんな中で、ある作曲家の先生に、「作曲家は、こうのようにしか書けないんだから、書いた通りに演奏して欲しい」と言われました。テンポが80と書いたら80で、76と書いたら76で演奏して欲しいと言われたのです。ほんの少しの違いだと思うのですが、メトロノームに合わせてその通りに演奏してみると違いがわかります。門下生の皆さん、どうぞ作曲家の思いをくみ取って、楽譜を丁寧にみてください。作曲家にかわり、お願い申し上げます。とって大切なことなのです。今回、連弾部門に「からたちの花」で参加される方へ、元の曲を作曲した山田耕作先生の思いを想像しましょう。私は、山田耕作先生の内弟子だった細谷一郎先生に小学生の時に数回レッスンを受けました。私が細谷一郎先生先生から伺った山田耕作先生の人となりを時間がある時にお話し申し上げますね。