全日本ピアノ指導者協会(通称ピティナ)の会員数は17,000人、全国医師会の会員数は170,000人、会員数から見れば少ないように感じますが、つくば市にあるピアノ教室はピティナの会員の先生だけでも50名が登録しているようですから、つくば市のピアノ教室はコンビニより多いのではないでしょうか?
お教室には、それぞれの特徴があります。
ほとんどのピアノ教室は、ホームページで生徒募集をしていると思うので、ホームページをご覧になると、おおよそお教室の特徴は把握できると思います。
ピアノは、一対一で進んでいきますから、最初の指導者の責任は非常に大きいです。
最初の指導者は、将来の音楽ライフを左右すると言っても過言ではありません。
なので、ピアノの経験が全く無い初心者の場合は、ピアノが好きになるもならないも、弾けるようになるもならないも、基礎が身につくかつかないかも、全て指導者の責任になるので、すっごく慎重になりますが、経験があり他の教室から移られて来る生徒さんに対しては、前の指導者の責任なので、責任という観点からは重くはないです。
ピアノは導入期の指導が一番難しく大変なので、慎重に選んで頂きたいと思います。
下手な指導をされて変な癖がついてしまうと、直すのがすっごく大変ですし、本人も苦労するのです。
近くて料金が安いお教室をお選びになりたいお気持ちは理解できますが、5年後・10年後・20年後・50年後・死を迎える時を想像してお教室をお選びになられると良いと思います。
結城美帆子ピアノ教室の指導目標は、子育ての目標と同じで、自分で弾きたい曲が自力で表現豊かに弾けるようになること、そして、ピアノを通して生きていく力を育てることです。
一口に「生きていく力」と言っても色々な考え方があると思います。
コンクールを活用して、目標に向かって努力をすることを覚え目標を達成する方法を身につけることで生きていく力を育てるとお考えの先生もいらっしゃると思いますが、コンクールは諸刃の剣で使い方を間違えればピアノを辞めてしまうことにもなりかねないので、全ての生徒さんに使えるわけではありません。
まずは生徒の能力を把握し、生徒の能力に合った指導が大切と考えております。
とは言え、目標を持つことは大切です。
自分のペースでレベルアップ出来る「ピティナピアノステップ」や一曲でチャレンジ出来るコンクールもあるので、自分に合った目標を探しましょう。
ピアノはコミニケーションのツールになります。
ピアノを学習し、ピアノのお友達をたくさん作りましょう!
高齢者になった時、ピアノのお友達同士が集まって、サロンコンサートなんて素敵だと思いませんか?
コンサートの後は、お食事をしながらの談笑は楽しいと思いますよ。
子どもも大人も、ただ聴き合うだけのコンサートがあったら良いと思いませんが?
一切批評はしない。
「良かった」とも「ダメだった」とも「もう少し練習をすれば良かった」とも思う必要が無いコンサート。
自分の表現することを目的にした演奏会を開きたいと思っています。
本来、音楽に上手も下手も関係ないのです。
自分の音楽を表現できれば良いのです。
自分の音楽を表現できることが大切なのです。
コンクールも、本来は競う場ではなく、自分を表現する場なのです。