コンクールに力を入れているピアノ教室と、コンクールに参加させていないピアノ教室の二極化になっているように感じます。
コンクールに力を入れているピアノ教室のレッスン料金と、コンクールに生徒さんを参加させていないピアノ教室のレッスン料金の差が、どんどん広がっているように思うのです。
値段を決めるのって自分の価値に値段をつけることなので、すごく難しいことなのですが、私は「安い」と思われる仕事はしたくないと常々思っていて、つくば市に教室を開室した時、水戸第三高等学校音楽科の非常勤講師が当教室の講師をしておりましたので、恩師の今は亡き秋山先生にご相談をして、茨城県が水戸第三高等学校音楽科の非常勤講師に支払う金額を元にレッスン料金を設定しました。
生徒さんの都合でレッスンをお休みした場合の対応についても、茨城県の対応と同じにさせて頂きました。
生徒さんの都合でレッスンをお休みしても、振替レッスンは無く、講師には講師料が支払われました。(今はどうかわかりません)
私自身、保育専門学校や短大で講師をしていたことがありますが、生徒がレッスンを休んでも講師料と交通費は支払われました。
趣味で習う人たちのレッスン料が高くなり過ぎるのはいかがなものかと思いますが、安過ぎるのもピアノを学ぶ価値から考えるといかがなものかと思います。
私は発達障害児者にもレッスンを行っているので、発達障がいの子が病院で受ける作業療法や言語療法より私のピアノのレッスンの価値が低いとは思いませんので、最低のレッスン料金を作業療法や言語療法の医療保険の金額とさせて頂いております。