ピアノ教室の子供たち。結城美帆子

ピアノを教えていて不安に思うことがあります。ピアノのレッスンは、1対1の関係で進められて行きますので、一人一人おのずと観察してしまいます。ピアノの弾き方や子供との会話の中で、学校や家庭での様子を想像してしまうことが癖になってしまいました。そんな中で、この子は学校でいじめっ子になっているのではないかと思えるような子供もおります。自分に都合が悪くなると「ママがね」とか「パパがね」とか「先生がね」とか、言って、なんとか自分が悪くならないように自分の責任にならないように一生懸命な子供がおります。このままだと回避型人間に育ってしまい、自分に都合が悪いことが起きた場合に無差別殺人を犯すような人になってしまうのではないかと不安になります。この子の親が早く気ずいてくれますようにと、祈るばかりです。いじめられるのも問題ですが、いじめっ子は、もっと問題だと思います。無差別殺人の目は、子供の時にあると思います。たぶん、この子も良い子になっていないと親から見捨てられてしまうのではないかと不安で不安でしょうがないのではないでしょうか?助けてあげたくても、親が気ずかない限りどうすることもできない。下手なことを言えば、親は怒ってピアノ教室を辞めさせてしまうでしょう。