ピアノを習うことの利点。

指導者の指導力にもよりますが、ピアノは10年〜15年程度レッスンを続ければ、それなりのレベルのそれなりの曲が弾けるようになり、レッスンを継続した人しか得られない「ピアノが弾ける」という一種の特技を得られます。

家で、練習を促さないと練習をしないとお嘆きの親御さんがいらっしゃいますが、お子様の長い長い将来を想像してみましょう。

ピアノは、レッスンを継続することで弾けるようになりレベルアップしていきます。

たくさん練習したから早く上達できるものでもありません。

もちろん上達には、臨界期もあります。

ピアノの上達には、適齢適期があるのです。

骨や筋肉の成長から、本格的にピアノを存分に弾いても大丈夫な年齢は10歳くらいからと言われます。

10歳までは、ソルフェージュ力と申しますか、音楽を学ぶ土台と申しますか、音楽の基礎能力を養うことが大切なのです。

10歳までは、本人の意欲に関係無く、5分でも10分でもピアノを弾く習慣が身につけば良いと考えております。

子どもは、楽しいからピアノを弾きたいと思うのであって、練習という概念は無いようです。

以前、ラカン派の精神分析家向井雅明先生に「ピアノは、楽しいから弾くんだよ」と、言われたことがありました。

向井先生は、趣味でピアノをお弾きになられる方で、お嬢様と発表会では連弾もされておりました。

私が、ピアノを教えることに悩んでいた時に言われた言葉です。

ピアノは楽しいから弾くのです。

楽しくなければ弾かないのです。