今はどうかわかりませんが、ピアノを学ぶということ、音楽を学ぶということは、けして簡単なことではありませんでした。
それ相応の音楽大学に合格する為には、幼少期から毎日の練習が必要です。
毎日練習する為には、遊びを我慢することも必要ですから、自ずと自制心が育まれます。
生きていく為には、自制心と言われております。
練習を継続する為には、集中しなければなりませんので、自ずと集中力も育まれます。
ピアノを弾く為には、それ相応の理解力や身体的能力もないと上手く弾けるようになりませんので、脳が育まれ身体的能力も育まれます。
ピアノを弾く脳とは、楽譜を瞬時に読み取り、瞬時に指を動かす、これらを連動させ続けるので、考える力や、判断力、行動力、修正力が育まれます。
ピアノは、価値のある目標を持ってレッスンを受けることにより、脳と心が育まれ、豊かな人間性とこれからの時代を生き抜く力が養われるのです。
ただし、家で練習もしないで、ただピアノが少し弾ければ良いとお考えの場合は、何も身につきません。
今の子供たちは、生きている間に、新型コロナウイルスのような未曾有のパンデミックをこれからも数多く経験すると思います。
その中を生き抜く為には、生き抜く力を持っていないと生き延びることが困難になります。
ピアノは、幸せに生きる為にあるのです。
幸せに生きる為に、ピアノを習って欲しいと思うのです。
幸せな人生とは、何も起こらず平々凡々に生活を送れるということではないと思います。
自分の夢を持って、夢を叶えられる力を持っていることではないでしょうか?夢に向かって努力ができるということではないでしょうか?未来志向で生きられるということではないでしょうか?
幸せに生きる為に力を、私とのピアノのレッスンで育んでいただけたら、とっても幸せです。
東京直下型地震は、必ず起こるわけですから、何があっても乗り越えられる柔軟で強固な精神力を養いましょう。
私は、関東大震災の時の話をよく祖母から聞かされておりました。
大変だったようです。
たくさんの人が亡くなりましたが、祖母のように生き延びることができた人もたくさんいたのです。
生き延びることができる人に育って欲しいと願っております。
福島の原発事故の時も、つくば市から逃げて避難してしまった人もおりましたが、逃げずにつくば市に留まり生活をしていた人もおりました。
まずは、自分の命を守ることも大切ですが、お互いに助け合う気持ちを無くし自分だけ助かれば良いと考える人たちばかりになったら、この社会はどうなるでしょう?
病院勤務のお医者様でも、家族とつくば市を逃げ出し避難していた人たちがいたようで、逃げずに避難せず診療を続けていたお医者様たちにしわ寄せがきて大変だったようです。
お気持ちはわからないわけでもないですが、医師としての使命感というのはないのかな?とも思いました。
何が起きるかわからないのが人生です。
だから面白いということもあると思います。
全てがわかってしまったら、それこそ自分の寿命までわかってしまったら、はたして生きていけるでしょうか?
私は無理です。
わからないから幸せということもあると思います。
私は、私自身がピアノで生き方を学んできたように、ピアノの指導を通して、ピアノで脳と心を育み、豊かな人間生とこれからの時代を生き抜く力を育てて、自立して生きていける人間を育てたいと思って日々レッスンをしております。
たとえ障害があるお子様でもです。