ピアノは期限を決めて練習をすると上達します。

ピアノの練習は、ダラダラやらないことです。

譜読みも、ダラダラやらないことです。

今週は、一点ハ〜トまで完璧に読めるようにする、または一点ハ〜二点ハまで完璧に読めるようにするなど、具体的に目標を設定して行うことで、成果が実感でき、お子様本人もサポートをなさっている親御様もモチベーションが上がります。

障害者の指導をしている方々の中で「スモールステップ」とおっしゃる人もおりますが、知能指数が検査不可能な重度の知的障害者以外は、今で出来ないことは明日も出来ないと思います。

なので、教室でのレッスンで出来なかったことを、家で一週間かけて練習をしてもできるようにはならないと思いますので、私のレッスンではレッスンでできるようになったことを維持していただく為に家で練習をして頂いております。

勉強の仕方が重要ではないかと思うのです。

ショパンの幻想即興曲を勉強している小学5年生の〇〇ちゃんは、2週間前の渡部由記子先生のレッスンで、ドイツ音名を覚えるように言われたのですが、昨日のレッスンで、まだ覚えられておりませんでした。

音名は、たった七つです。

上行のCDEFGAHCがスラスラ言えませんで、下行は全く言えませんでした。

家で練習をしていると言うのですが、できていなければ意味はないです。

「お家で書いて練習している?」と聞きましたら、

「ハイ」とお答えになったので、

「何回書いているの?」と聞きましたら、

「3回」と言うのです。

私は、思わず、唖然としてしまいました。

そこで、お兄さんがレッスンをしている時に、「上行50回、下行50回書きなさい」とやらせました。

40分くらいで書き終えたようでした。

お兄さんのレッスンが終わった後、ドイツ音名で上行と下行を言わせましたら、スラスラ言えました。

せっかく言えるようになったドイツ音名を自由に使えるようになる為には、一週間毎日50回書き、眼と脳で記憶して定着させることです。

毎日やらなければ定着せず、来週レッスンに来た時には、また言えなくなっていることでしょう。

譜読みは、定着するまで毎日練習をすることが重要です。

条件反射のように読めなければ、ピアノは弾けないのです。

ピアノが嫌いになる一番の理由は音符が読めないのが原因です。

幼児や小学生は、親が道筋を立ててあげないと、子供はどうやって学んだら良いかわからないので、子供が音符が読めるようになるかならないかは親にも責任があります。

もちろん、読めるように指導するのは指導者の責任ですが、家での練習をサポートするのは親御さんです。

具体的な目標を設定して、確認しながら練習をしましょう。

ダラダラやっていると、上達しているかどうかさえわかりません。

学習障害と言われる子供の中には、勉強のやり方が上手く出来ていなくて勉強が出来ないというお子さんもいるのではないかと思います。

子供の勉強は、親のサポートが絶対必要です。

ピアノは、まずは、次のレッスン日一週間後の具体的な目標を設定します。

今日のレッスンで60で弾けるようになった曲を、来週のレッスンまでに120で弾けるようにと課題を出されたら、翌日は63、翌々日は72とか、具体的な目標を設定して練習をしましょう。

ただ弾いてくれば良いと思って、何の進歩もなく次のレッスンに来るのはやめましょう、レッスン料がもったいないです。

ピアノのレッスンを始める時も、「やってみて続くようだったら続けよう」という方々が結構多いように思いますが、「どこどこのレベルまでは弾けるようになりたいのですが、毎日どのくらい練習すれば何年くらいで達成できますか?」と質問されると答えられますし、指導のモチベーションも上がります。

私は、40年もピアノを教えてきましたので、どのような練習をどのくらいすれば、どのような結果が出せるか想像できます。

今はAIもあるわけですから、今までのデータからもわかることではないかと思います。

時間は無限ではなく有限です。

時間を大切に、一回一回のレッスンを大切に、必ず前進するレッスンを受けるようにいたしましょう。