ピアノの練習は、辛い時も有り大変かも知れませんが自信につながります。結城美帆子

ピティナピアノコンペティションで地区予選を通過できる人、地区本選を通過できて全国大会に出場できる人、地区予選すら通過できない人との違いは、毎日のピアノの練習時間の違いです。全国大会出場者ナンバーワンを出している渡部由記子先生の生徒さんは、幼児でさえ毎日3時間練習しております。それでも、あるお母様は「足りないですよね」とおっしゃってました。小学生からは毎日5時間〜6時間の練習をしているのです。土日は、12時間の練習をしております。ピアノだけではなく、体操も水泳もバレエも上を目指す人はみんな同じくらいの練習をしてますよね。卓球でオリンピックで金メダルをとった選手をやぶり金メダルをとった14歳の張本選手も毎日そうとう練習していると思います。練習が自分の自信につながっているのではないでしょうか。私は、生徒さんに練習を強要することは致しませんので、当教室のピティナピアノコンペティションに参加される生徒さんたちは皆さんそんなに練習してませんので、指導者としては「まあ、地区予選を通過できればいいかな」と思っておりますが、渡部由記子先生のところの生徒さんの練習時間に比べると、年間の練習時間にしたら、おそらく渡部由記子先生の生徒さんの練習時間の半分の練習もしていないと思いますので、結果はおのずとわかります。ピティナ(日本ピアノ指導者協会)は、ピアニストを生み出し育てることだけを目的にコンペティションを開催しているのではなく、目的に向かって努力ができる人を育てているということもあると思います。ピティナピアノコンペティション全国大会で金賞を受賞して東京大学に現役で合格している人もけっこういらっしゃいます。小さい頃から目標を持って、目標を達成するために努力ができるような人に育つと、東京大学に現役で合格するための受験勉強も頑張ることができるのでしょう。全てを犠牲にして必死に勉強して医者になった医師よりも、ピアノも上手に弾ける医者に診てもらいたいと思いませんか?なぜなら、ピアノを上手く弾くためには、作曲家の想いを考える必要が有り、他人に想いを馳せることができなければコンペティションで上位に入ることはできないので、患者さんに想いを馳せることができる医者なのではないかと想像できるからです。小学校入学前に、ひらがなカタカナ数字全て読み書きができている子供もいれば、何にもできない子供もいるようです。ピアノにしても、小学校入学前に、毎日30分練習をさせるのも大変とおっしゃる親御さんもいれば、毎日3時間練習をしている子供もいるのです。自分は自分で良いと思いますが、受験はみんな同じ試験問題を解くのです。誰でも1日は24時間です。24時間をどのように有意義に使うかで、人生が決まるようにさえ思います。寿命さえも低学歴の人よりも高学歴の人の方が長いと言われておりますよね。私はピアノを教えているので、ピアノでと申し上げますが、ピアノで努力ができる人に育ってくれるといいなと思います。無駄も必要なときもありますが、人生には上限があるのですから、無駄ばかりはしないようにした方がいいかなと思います。私も無駄な時間を過ごしていたなと思う時期もありましたが、今は無駄な時間と思っていた時間も肥やしになっております。お子様が、ピアノの練習をするようになるには、まず、欲望を持てるようにすることです。ピアノが練習したくなるような、強い欲望が持てるようにすることです。例えば、毎日まずは30分練習したら、本人が心から望んでいるご褒美を与えるなどです。餌で子供を釣るのは如何なものかと言う方もおりますが、精神分析家ラカンの「人間の欲望は他者の欲望である」と言う言葉もあります。