ピアノの先生は命がけなのです。結城美帆子

つくば市にピアノ教室を開室して22年になりますが、色々な方々にお越し頂いております。怖い思いも何度か致しました。東京で教えている時や、石岡市で教えている時は、この様な方にはお目にかかったことはなかったのですが、つくば市に教室を開室してからは、癇癪を起こして椅子を投げた幼児や、出来ないところがあるとピアノを蹴飛ばしたり叩いたりする小学1年生や、間違っているところを注意したら「…間違ってないもん」と言って泣き出した中学2年生の女子がいてこの子は後から父親と母親が来て「うちの〇〇ちゃんに謝ってください」と言って謝るまで帰らないと言うので警察官に来て頂いたこともありました。私にふでばこを投げた生徒もおりました。その場に親がいるのですが、止めもしなければ怒りもしないし、私に謝ることもしませんでした。親自身がどうして良いのかわからないと言う感じでした。私は、ピアノを教えることは致しますが、しつけは致しませんので、しつけやレッスンを受けるマナーは家で教えて頂きたいと思います。「指導方針が合わないと思いますので」とお断り申し上げましたら、「断るんだったら生徒募集なんかするな。いいつもりしてやってるんじゃねえよこのババア」と捨てぜりふを言って出て行かれた大人の男性の方もおりました。おそらく妄想性人格障害ではなかったかと思われる方もおりまして、「僕は今狙われているんです。先生にもご迷惑がかかるかも知れませんので、この手紙を読んでください」と言う方もおりました。ピアノは、障害があっても弾けますし楽しむことはできますから、私は原則ピアノを弾いてみたいピアノを楽しみたいと望まれる方は、どなたでもお引き受けするのですが、指導方針が合わない方や、精神に障害があり自覚がない方の場合は他の生徒さんにご迷惑をかけるかもわかりませんので、お断りをさせて頂いております。ご了承願います。ただ、1回お会いしただけではわからないので、数回レッスンにお越し頂いてわかってくる場合もあるので、そう言う方の場合は、地雷を踏まない様に極力注意をしてレッスンをしております。精神障害者や発達障害者の殺人など凶悪な事件が問題になっておりますが、精神障害者も発達障害者も地雷を踏まなければ問題を起こす事はない様に思うのです。当教室では、見えない障害がある方に対しては、プライバシーに配慮をして、時間が許す限りですが、お互いの幸せのために、なるべく他の生徒さんと顔を合わない様にレッスン時間を組んでおります。でも、正直申し上げますと、精神に障害がある方との一対一のレッスンはこわいです。お互いの幸せのために、発達障害者や精神障害者の方のレッスンは、必ずご家族の方にレッスン室にいて頂いてレッスンをしております。