ピアノの先生はいつも命がけなのです。結城美帆子

飛沫感染や接触感染する感染症は、新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザや溶連菌、マイコプラズマ、水ぼうそう、風疹、麻疹、毛ジラミ、水虫、ノロウイルスやロタウイルスやアデノウイルスなどによる感染性の胃腸炎、百日咳、結核、などたくさんの感染症があり、以上は私が40年間の指導経験の中で生徒さんが罹患した感染症です。

感染症は、それぞれに潜伏期がありますので、潜伏期は症状がなかったり軽い場合はレッスンにお越しになりますので、お教室で菌やウイルスをばら撒いていることになります。

ピアノの指導は、対面で行いますし、非常に近い状態で行いますから、生徒さんの飛沫を手や顔などにまともに浴びてしまいますので、感染のリスクが非常に高く、疾患によっては死に直面するものもありますので、ピアノの指導は命がけなのです。

また、他の生徒さんへ感染しないようにしなければなりませんので、いつも消毒や換気をして感染症の予防をしなければなりません。

当時小学校2年生の女の子でしたが、おそらくプールで感染したのではないかと思うのですが、髪の毛に毛ジラミが付いているのを発見してしまいまして、その生徒さんがレッスンにお越しになられた日は、毎回教室全体をバルサンを炊いておりました。

教室が感染元にならないようにすることって、けっこう大変なのです。

今は「クラスター」でしょうか。

感染症は、一人一人の心がけが大切なのです。

感染症は、一人一人の他者を思いやる気持ちがあれば防げるのです。

自分だけ助かれば良いという人ばかりだと、人類は滅亡します。

お互いに相手を思いやり知恵を出し合えば救われます。

当教室にはお医者様の生徒さんも数名おりますが、中には、患者さんを診察していて自分が感染するかもしれないので、もし自分が感染した場合、うつすこともあるので3月中はレッスンをお休みしますと言うお医者がいらっしゃいます。

ご配慮痛み入ります。

お医者様は、感染のリスクが高いお仕事ですからね。

相手のことを思いやることができる生徒さんがいると心強いです。

頑張って教室を続けようと思えるようになります。

私はもう若くはありませんので、どんな生徒さんが来るかわかりませんし、どのような考え方をされている方かわからない人を相手にしている仕事なので、正直なところ怖さもあり、特に体質の関係で薬に制限がある為、もし何らかの感染症に罹患したら治療が出来ずに命を落とす可能性が高いのです。

生活習慣病は予防できても、生活習慣病だけが病気ではないですし、どんなに注意をして生活をしていても何らかの病気になることもあります。

命が続く限りレッスンを続けようと思っているのですが、怖さもあるので、私の考えにご賛同頂ける方にレッスンをさせて頂いております。