ピアノの先生の介護日記「全介助の親を介護できる幸せ」結城美帆子

「認知症の親を介護しているフリーアナウンサーの壮絶な人生」と言うテレビ番組を見ております。私も5度の脳梗塞と一度の脳出血を起こして認知症で全介助(要介護1〜5で要介護5)の母を仕事をしながら自宅で介護しておりますが、けして壮絶な人生とは思いません。現在は、5度目の脳梗塞で急性期病院から回復期のリハビリ病院に入院中ですが、毎日病院へ見に行ってます。急性期病院に入院中の時は、朝と夜の毎日2回病院に見に行っておりました。けして大変だとは思っておりません。親がいるから今の自分がいるので、親の介護は生活の一部だと思うのです。私を産み育ててくれたから今の私がいるのです。母のおかげでピアノの先生と言う職業に就けたのです。自分で教室を経営していれば自由業ですから、仕事の時間は自分で調整できるので親を施設に入れることなく自宅で介護できるのだと思います。もちろん介護サービスは利用させていただいております。テレビに出ていたフリーアナウンサーの方は、介護費用は毎月6万円と言っておりましたが、私は時間外のデイサービスもお願いしておりましたし、月曜日〜日曜日の週7日デイサービスをお願いしておりましたので毎月利用限度額を超えてしまい超過分は10割で支払いますし時間外の料金は介護保険が使えないため100%自費で支払うので医療費と介護費用で毎月20万円前後かかります。とてもとても母の年金だけでまかなえる金額ではありませんので経済的には大変なのですが、仕事をしながら母の介護をできる幸せあります。色々な人がいるのが世の中です。生産能力のない障害者や老人を施設に追いやってしまうのはいかがなものかと思うのです。ケアマネージャーさんの腕次第でお勤めをしながらでも自宅で介護することは可能だと思います。なぜなら、夜9時まで預かってくれるデイサービスもありますし、日曜日に利用できるデイサービスもあります。お金も大切ですが、どう生きたいかも大切だと思います。今のケアマネージャーさんは4人目ですが、とても良いケアマネージャーさんです。ケアマネージャーさんも善し悪しがあるようです。今のケアマネージャーさんに出会うまでは大変でした。