ピアノの先生の介護日記。結城美帆子

今日、言語療法で口から食べる練習をしました。最後に口から食べたのは9月21日(入院中に脳梗塞が再発した日)でしたので、3ヶ月ぶりです。医師が言うように食べる意欲がなくなってしまった様には思えなかったので、どうしてもトライして欲しかったのです。病院のコンビニで買ったものなので今まで食べた味のものではなかったのですが、桃とぶどうのヨーグルト、バニラプリン、バニラアイス、みかんが入ったゼリー、ほんの少しでしたが口にしてくれました。食べる意欲は残っていた様です。嬉しかったです。「何か食べたいものある」と聞いたら「お餅」と言いました。お餅はハードルが高いですが、食べたいと言う欲が嬉しいです。諦めず言ってみるものですね。丸島先生、わがままを聞いてくださりありがとうございました。でも、こう言う事が大切なのですよ。生きるってことはこう言う事だと思います。患者の心に寄り添った治療とはこう言う事なのではないでしょうか?治療のためとは言え、生きる喜びを全て奪い取ってしまったら患者は生きて行けないと思います。生きる屍になってしまうでしょう。丸島先生、言語療法の先生、私のわがままを聞いてくださって本当にありがとうございました。昨日から、母は以前の様に私が帰ろうとすると、帰るなと言わんばかりの顔をする様になりました。昨夜は、師長さんが来てくれて「あと2時間で消灯だから」と母に言ってくれました。嬉しい出来事でした。