先生にピアノの稽古をつけてもらうことを、レッスンと呼び慣らわしています。
ピアノのレッスンといっても、本質的には学校の授業と変わりはなく、数学や国語を勉強することがピアノの勉強に置き換えられるだけのことにすぎません。
もっとも、ピアノの勉強などというと、“ピアノを弾くことがなぜ勉強なのか”と奇異の念を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、学校の勉強だけが勉強なのではなく、未知のものを学ぶということはみな勉強なのですから、ピアノを学ぶ際にもそのつもりで初めから真剣に取り組む心構えが大切です。
レッスンの進め方についても、生徒さんは自宅で練習(学校の勉強の復習、予習、宿題)をしてきてレッスン(学校の授業にあたる)を受けるのですから、やはり学校の勉強の方法と変わりはありません。
ただピアノのレッスンは個人レッスンであることが違うところです。
個人レッスンの良さは、個人の能力に合わせて、比較的丁寧な指導が受けられるということです。
ピアノのレッスンを受ける良い学習態度とは、レッスンの時は先生の注意によく耳を傾け、その注意を忘れないで自宅練習に生かすようにして、毎日きちんと練習することです。
結城美帆子ピアノ教室の自宅練習の課題は、導入〜初級はレッスンでできるようになった曲の復習ですから、弾けないから自宅での練習ができない、ということはありません。
毎日練習をするということは、努力無しに出来ることではありません。
結城美帆子ピアノ教室では、ピアノのレッスンを通して、努力ができる人間に育てることを教育理念としてレッスンを行っております。