ピアノのおけいこ

ピアノのおけいこ

1962年〜1982年まで、NHKの教育テレビで「ピアノのおけいこ」と言う番組が放送されておりました。

「バイオリンのおけいこ」と「フルートのおけいこ」もありました。

毎回楽しみに番組を観ておりました。

特に、一年継続された井内澄子先生のピアノのおけいこは、毎回面白かったです。

「あんなピアノの先生になれたらいいなー」って思っていました。

井内澄子先生は、2020年、90歳を少し前にお亡くなりになられました。

当時、全くピアノを弾いたことが無いおチビちゃんを3名レッスンしておりました。

そのおチビしゃんたちが、一年後のおさらい会には、バッハの小プレリュードやブルグミュラー25番の牧歌を演奏されたのを憶えております。

井内澄子先生は、ピアノを教えるのは初めてだったそうです。

井内澄子の教えの中に、「音というものは『弾む』って言うことが大事で、音楽には『揺れ』と言うものも大事なのです。」

感性が大事と言うことですね。

感じること、音楽は心と体で感じて音にすると言うことが大事ですね。

井内澄子先生が、ピアノのおけいこの中で仰っていたことの中に「書くと言うことも大事です。楽譜を見て弾くだけではなく、実際に楽譜に音符を書いて、自分で書いた音符を暗譜で弾くと言うことも大事です」と仰っておりました。

おチビちゃんたちが、井内澄子先生がピアノで一音づつ弾いた音を、ドイツ音名で言って、白板の五線譜に書いていました。

CDEFGの5つの音だけでしたが、子供たちが、本当に理解できているかどうかは、楽譜を見て弾かせるだけではダメと言うことです。

寺西昭子先生や安川加寿子先生のバイエルやチェルニーのレッスンも、面白かったです。

NHKのピアノのおけいこは、全国にピアノを弾きたい人を増やしたのではないかと思います。

今で言う公開レッスンの始まりではなかったかと思います。

実力ある先生のレッスンを無料で観られたのです。

今は、ネットで観ることはできるようですが、お金を払ったり、申し込みで個人情報を入力したり、セットをしたり、なんかめんどくさいです。

テレビは、良かったです。

NHKは、音楽を育ててきたと思います。

NHKの教育テレビで、たくさん勉強をさせて頂きました。