ピアノと音楽と戦争

ピアノと音楽と戦争

戦争は絶対いけないことだと思います。

もし、第二次世界大戦・太平洋戦争を始めなかったら、日本はどうなっていたでしょうか?

音楽教育は、どうなっていたでしょうか?

ピアノ教育は、どうなっていたでしょうか?

今日からピティナピアノコンペティション全国大会が始まりましたが、全国大会に出場を果たされた方々は、相当の努力をされたことでしょう。

目標に向かって努力が出来ることは素晴らしいことです。

コンクールの経験は、強い心・精神力を養うことが出来ると思います。

昨日は終戦記念日だったということもあるのかもしれませんが、ピアノを習うのに努力や精神力が必要なのでしょうか?

精神力=特攻隊

と連想しちゃいます。

ピアノは、癒しであり、慰めであり、楽しみであり、喜びです。

ピアノは、人生を豊かにする為に学ぶものです。

ピアノは、楽しいから弾くのです。

心からピアノが楽しいと思い、もっと素敵な曲が弾けるようになりたいと心から思ったら、もっと素敵な曲が弾けるようになるにはどうしたら良いかを考え、実行すればよいだけのことです。

ピアノの先生や親から「練習しなさい」と言われても、練習して得られるものが何なのかがわからなければ練習という努力は出来ないと思います。

自分はピアノで何を得たいのか?欲望を持つことは大切です。

得たいものが見つかったら、どうすれば得られるのかを考え、実行すればよいのです。

ピアノの学習は、ピアノの弾き方を学ぶだけではありません。

知性と感性を養い教養を養うことでもあります。

コンクールは、日頃の学習の成果を披露する場として活用されると良いと思います。

競争の先にあるのは、相手を倒すこと=戦争思想になっちゃいます。

音楽は競争するものではなく、共生するものです。