ピアノと歌で認知症を予防して健康寿命を延ばしましょう。結城美帆子

女優で日舞のお家元でもあった朝丘雪路さんが、アルツハイマー病を患って4月にお亡くなりになっていたとの事です。舞踊は体も動かすしますし、体幹も鍛えられますし、頭も使うので、認知症の予防に良いと思っていたのですが、予防にならなかったようですね。私は、岩井流で日舞もお稽古を受けていたのですが、確かにピアノほどは頭は使っていないように思います。声楽の先生は、100歳を超えてお元気な方がけっこういらっしゃいます。声楽は、自分でピアノを弾きながら、歌の練習をしますし、ピアノを両手で弾く以上に頭を使います。声楽を教える時は、生徒の声も聴かなければレッスンになりませんから、これまたたくさん頭を使いますから、認知症の予防に良いのではないでしょうか。発声練習は、半音づつ上げていかなければならないので、すべての音階が弾けなければ教えることができないので、これまたすごく頭を使うのです。声楽家は、身体が楽器ですから、健康管理をしているのではないかと思います。私も、体調不良で一度でも舞台を休んだら2度と演奏の仕事は来ませんので、風邪をひかないように気をつけたり、食事を気をつけたりしてきました。食べ物は、薬だと思って食べているところもあります。ボケないように、毎日クルミを食べておりますが、美味しいとは思いません。若い時は、ある程度美食をしても次の日の食べないようにすれば帳尻が合わせられましたが、この年齢になると、日々気をつけて食べないと危ないようなので、今は、月に一度だけ食べたいものを食べたいだけ食べる日を設けております。私は、音楽の仕事ができなくなった時が、リビドーの備給を停止させる時だと思っているので、なるべく長く仕事を続けられるように節制をしております。