ピアノで認知症予防「私の方法」結城美帆子

私は、教えるための練習と、自分のレベルを維持するための練習と、認知症予防を目的とした頭の体操を行い脳を鍛えております。脳が衰えてくるということは、指が早く動かなくなると言うことだけではなく、根気が無くなったり、集中力がなくなったりもするようです。今までは、毎月新しい練習曲の楽譜を買ってきたは弾いていたのですが、だんだん新しい楽譜がなくなってきつつありますので、最近はチェルニー30番から始めましたが一曲一曲をハ長調、嬰ハ長調、ニ長調、嬰ニ長調、ホ長調、ヘ長調、嬰ヘ長調、ト長調、嬰ト長調、イ長調、嬰イ長調、ロ長調と、半音づつ上げてすべての調で弾く練習を毎日しております。頭の中で考えながら弾かなければならないので、根気も入りますし、集中力がないとミスが多くなります。でも、すごく頭の体操になるようですから、皆様にもお勧め致します。ショパンのエチュードでおやりになってもすごく頭の体操になります。何度も練習して慣れてきてしまうと頭の体操にはならなくなってしまうようなので、そこのところだけ注意が必要です。もう一つの頭の体操は、チェルニー100番のような短い曲を一時間弾き続けて暗譜をするのです。これも、根気と集中力を要しますがお勧めです。どこまで認知症を予防できるかでわかりませんが、何もしないよりはマシなのではないかと思うので、主治医に相談しながら続けております。まだまだ、皆様に、ピアノの楽しさと音楽のよろこびをお伝えしたいので、頑張りたいと思います。