ピアノで認知症の予防を

ピアノで認知症の予防を

ピアノで培う課題をこなす力・継続する力・目標を確実に達成する力など生きる力は、生活習慣病が心配になる年齢になった時に役に立ちます。

私自身の経験から、高血圧症や2型糖尿病など生活習慣病は、生活習慣で予防改善が可能だからです。

生活習慣病の予防改善は、やる気と正しい専門的知識と目標を確実に達成する力があれば可能です。

30代までは、生活習慣病のことなんて全く頭に無かったのですが、40歳になった頃から血圧が上がり気味になってきて、血糖値も上がってきて、血圧を下げる薬を服用し始めたのですが、下がりませんで、このままではまずいかもと思って、今お世話になっているドクターを紹介していただき、管理栄養士さんにご指導をいただいたおかげで、現在は、薬を服用しなくても血圧も正常になり、血糖値も正常になり、コレステロールも正常値です。

管理栄養士さんの指導だけでは良くならなかったと思います。

私にはピアノで培った課題をこなす力や継続する力(やると決めたら何があってもやる)ことで目標に向かって努力する力があったからです。

私にとって、努力することは当たり前になっているので、努力が大変とは思いませんでしたし、検査を受けるたびに数値が改善されていくのでモチベーションが上がり楽しかったです。

現在も維持できています。

先のことはわかりませんが、高血圧症や2型糖尿病・脂質異常症など生活習慣病は認知症のリスクを高めると言われておりますので、生活習慣病予防の努力を継続しております。

生活習慣病は、遺伝的な要因もあるようですから、専門家のアドバイスを受け実行しても改善が無い場合には、薬を選択することも必要かもしれませんが、やるべきことをやってからです。

ピアノを通して、生活習慣病を予防して、認知症を予防し、健康で心豊かな人生を送っていただけたら本望です。

ピアノで認知症を発生する人を減らせたら素晴らしいと思いませんか?

ピアノの指導を通して、努力ができる人間を作り上げ、心と身体を健康にして、医療費と介護費の削減に貢献することができたらどんなに素晴らしいでしょう。

これこそが、ピアノを習う最大の価値ではないでしょうか?

学歴が低い人よりは高い人の方が認知症のリスクが低いと言われているのは、知識があり努力ができる人だからではないでしょうか?

楽しいだけのレッスンでは、生きる力を養うことはできません。

練習という努力を継続することで、生きる力を養うことが出来るのです。

脳トレピアノでは認知症の予防はできないような気がします。

どんな死に方をするかは、どんな生き方をしているかによって決まるような気がします。

認知症になりたくなければ、認知症にならないような生き方をする。

ボケずにお亡くなりになられている方には、生き方と申しますか考え方に共通していることがあるように思います。

自分の考えをしっかりお持ちになられていた方は、ボケずに逝かれているように思います。

言い方を変えれば頑固な人、筋が通っている人、自分のことが自分で決め行動できる人、きつい人。