ピアノって楽しいよ。結城美帆子

みんなピアノを楽しみたくてピアノ教室の扉を叩くのに、いつの間にか楽しくなくなってしまうピアノ。なぜでしょうか?自分の力量にあった目標の設定ができているでしょうか?身の丈にあった目標の設定ができているでしょうか?確かに努力は大切ですが、無理はいけません。コンクールビジネスとまで言われるくらいあちらこちらでコンクールが開催されております。世間の風潮に飲み込まれ潰されないように注意しましょう。達成可能な目標を設定して、コンクールや検定ステップなどを利用しましょう。けして、ただのお客様にならないように致しましょう。ピティナピアノコンペティションも他のコンクールも開催するには多額の運営費が必要ですので、お客さん(下手でも参加して参加費を支払ってくれる人)がたくさん必要なので、参加を呼びかけるのです。そして、無理なのをわかっていて努力をさせるのです。最近は、参加した生徒だけではなく指導者賞なるものもあるので、生徒だけではなく指導者までが踊らされているようです。東京芸術大学のピアノ科の教授までがピティナピアノコンペティションの指導者賞を受賞しております。ピティナは、2人の指導者が教えている場合と1人の指導者が教えている場合があり、1人で教えていて特別指導者賞を受賞された若尾先生の指導力は素晴らしいと思います。コンペティションで上位に入りたい人で毎日5時間〜6時間ピアノの練習をしている人は、若尾先生のレッスンはおすすめですね。ただし、生徒さんがいっぱいで新しい生徒さんは今のところ引き受けられないとのことですが。残念ながら茨城県には特別指導者賞を受賞された指導者は1人もおりません。指導者賞を受賞している人数も栃木県の半分にも満たないので恥ずかしく思います。原因は何なのでしょうね。私が大学生の頃は、「チバラキ」と言われバカにされておりました。理由は、千葉県人と茨城県人は東京に近いからレッスンに行くにも交通費が安く済むので、飛行機でレッスンを受けに来る人に比べたら努力が足りないと言うことです。だから、チバラキは、底力が無い、とも言われました。ピアノは、弾けるようになればなるほど楽しさが増しますので、どこに目標を設定するかで、楽しさの度合いが変わってくると思いますから、無理をせず楽しめる範囲での目標設定が大切なのではないでしょうか。目標があまりにも高くて、練習が大変で途中でピアノが嫌いになってしまうよりは、自分のペースで検定をA2級〜G級まで合格できればよいのではないかと思うのです。大人になってもっと楽しみたいと思えば、自分で稼いだお金でレッスンを受けグランミューズ部門に参加すればよいのではないかと思います。子供の時に基礎を固めておけばじゅうぶんに楽しめます。私が大学生の頃は、ピアニストになる登竜門は日本音楽コンクール(以前は毎日音楽コンクールと言う名前でした)と言われていたのですが、最近は、ピティナピアノコンペティションの特級の方がレベルが高いかもしれませんね。日本音楽コンクールの審査員をされている先生方が、ピティナピアノコンペティションの審査員もされておりますから。