ピアノが弾きたくなる環境。結城美帆子

小さいお子様が家でピアノを練習する習慣を身につける為には、ピアノが弾きたくなる環境が大切ではないかと思います。

以前、出張レッスンをしていた時に、色々なお宅を拝見させて頂きました。

昔で言う応接室ような部屋に、応接セットとグランドピアノが置いてあり、壁には鹿の剥製が掛けられていたお宅がありましたが、兄弟でレッスンを受けておりましたが、あまり練習をされている様子はありませんでした。

居間のようなお部屋に、こたつとテレビが有りテレビと並んでアップライトピアノが置かれていたお宅がありましたが、ここの生徒さんもあまり練習をされてなかったです。

2畳くらいの納戸にアップライトピアノが置かれていたお宅もありましたが、このお宅の生徒さんもあまり練習をされてなかったです。

練習をあまりされていなかったお宅の共通点は、おへやが雑然としていてお掃除が行き届いていないようなお宅でした。

音楽が流れる環境が、子供がピアノの練習をしたくなる環境ではないかと思いました。

最初は、いつも誰かに聴いてもらえるみんなが集まる所、お掃除の行き届いたリビングに置かれると良いのではないかと思います。

出張レッスンの経験からですが、最初に子供部屋にピアノを置いてしまうと、まず練習しないと思います。

お子様がピアノを練習するようになるには、お子様のピアノを絶えず聴いてあげて練習していることを褒めてあげることです。

褒める時に注意をしなければならないことは、結果を褒めるのではなく、経過を褒めることです。

例えば、「今日も練習できたね」とか「今日は昨日より10分多く練習できたね」などのように褒めると子供はやる気が増します。