ピアノが上手くなる子と上手くならない子の違い。結城美帆子

もともと持っている能力の違いと、親の子供へのかかわり方の違いによって、ピアノが上手くなる子と上手くならない子にわかれるように思います。ただ、もともと持っている能力も、お腹の中にいるときや、産まれてからの環境によって変わると思いますので、結局のところ、ピアノが上手くなる子と上手くならない子の違いは、環境の違いなのかも知れませんね。子供は、ほっておいたら育ちませんからね。子供は、手間ひまをかけないと育ちませんからね。やはり、ピアノが上手くなるお子様は、親が家でピアノを教えるのではなく、子供の練習をよく見ているように思います。家で親が指導者のように教えるようなことをすると、子供は息抜きができなくなるので、ピアノが心の重荷になってしまう可能性がありますので、お子様が、お家で、たとえ間違って弾いていても、弾いていること練習していることを褒めるようにすると、やる気を失わずにピアノが上手く弾ける人に育ちます。間違っているところを指摘し直させるのは、指導者の役目です。親の役目は、お家で練習がしやすいようにすること、モチベーションが下がらないように、練習していることを褒めることです。教えるのは、指導者です。私の指導方針として、努力は褒めますが、能力は褒めないようにしております。もともと持っている能力を褒めると、努力をしない子になってしまうようなのです。自閉症のお子様は、頑張ったということの意味を理解できないようなので、頑張ったということを褒めることは致しませんが、健常のお子様に対しては、頑張ったこと努力したことを褒めるようにしており、努力が継続できるように声かけをしております。ピアノが上手く弾けるようになるためには、努力が必要なのです。それも、努力を努力と思わない努力が必要なのです。