イタリアの先生から、ペダルは耳で踏むと教わりました。
①打鍵の前から踏んでいる
②打鍵と同時に踏む
③打鍵の後で踏む
④瞬間的に踏む
⑤ハーフ・ペダル
⑥ピッチカート
⑦ディミヌエンドペダル
⑧オープン・ペダル
⑨音をにじませる効果のペダル
私がイタリアで学んだダンパーペダルの9つの奏法です。
ホールの響きでペダルの踏み方は変わります。
聴く耳がないとペダルは踏めません。
ピアノで「表現する」「表現できるようになる」ことが、ピアノを弾く喜びにつながるのです。
一つ一つのフレーズの意味を考え、「ここは何なのだろう?」「何を表現したら良いのだろうか?」と言ったことに感性を働かせ、追求する気持ちを自分の中に育てることが大切です。
音楽の本質とは、音で情景や情況・人間の気持ちなどを表現することです。
ペダルが上手く使えれば表現が豊かになりますが、想いが先です。